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2021/09/30

軒の出が広いやさしい平屋

仙台で創業50年になる工務店です。
ただ今、平屋のお家の刻みをしております。
弊社ではプレカットは基本的にはせずに、自社で墨付け、加工をしています。
棟梁がその都度手板と呼ばれる図面みたいなものを描いて、それに基づいて墨付けをします。


 

写真の材料は地松材ですが、松材は基本的には人工乾燥はできません。
窯に入れたとたんねじれて使い物にならなくなります。
それもあって無垢の家と呼ばれる最近の家は杉がほとんどなのです。
また、木を見る目や加工技術も必要なので杉以外を使えないという現状もあるようです。

しかし、日本には多種多様な木が一杯あります、昔からそれを職人が見極めながら使用してきました。
それらを適材適所で使ってあげるのも大工の仕事なのです。


弊社では天然乾燥をさせながら適材適所に合った木を使いながら家づくりをしています。

また、見ての通り弊社で使用する梁は太いです。
なかなかピンと来ないかもしれませんが実際間近で見るとかなり太いです。
先日も取引先の営業マンが加工している梁を見て、お寺ですか?もしくは2階建てのお家ですか?と聞いたくらいですから。

平屋ですよ、うちはいつもこうゆう感じですよ、と言ったら驚いてました。
全体のバランスを見て梁を選定するのでどうしても太くなりがちになります。
他だと細い材料で回した後に、スパンが跳んでいるところだけ太い梁を使うというのが主流ですがどうしてもバランスが悪いように感じます。
また、これは面材を張ると数値上は耐力があるように出てきますが、躯体(軸組)としての耐力が低いようにも思えます。
要は面材の耐力だけでもっているような感じです。
弊社では、躯体をしっかり作ったのち耐力壁を適切に配置するということを心がけています。
譲れない大工の基本ってやつですね。
建物はずっと残りますので恥ずかしい仕事はできないのです。
弊社の建物は数十年後に違いが分かる、建ててよかったと思っていただけると確信をしております。


どうぞ、新築、改修、リフォームなどお問合せいただければと思います。
 

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