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2018/07/30
木の家、無垢の家
木の家、無垢の家という言葉を聞きますが一般的には材種ってどれくらい使っているんでしょうか・・・。
私が知る限り、建築、家具で使用する国産の木材の材種は30~40はあると思います。
建築に絞っても、20~30はあるでしょうか。
弊社では、一軒のお宅で平均5~6種類の材種を使います。
がんばって使うというよりも適材適所で使おうと思うと必然的にこのくらいの材種になってしまうんですね。
しかし、一般的には多くて3種類くらいじゃないでしょうか。
下手すると1種類というところもあるかもしれません。
せっかく木の家、無垢の家を建てたけど、見渡す限り同じ材種・・・では、ちょっと寂しいかもしれませんよね。
材種によって、香り、肌触り、見た目、etcが違うし経年変化も違うので、同じ無垢、木でも感じるものは全然違います。
昔、幼稚園に小屋(5~7種類の材種)を建てた時は、園児一人一人が香りをかぎながら、「自分はこれーー!」なんて叫んでたのを思い出します。
子供は大人よりも敏感ですね。
子供が小さいときに多彩な材種に触れるというのはものすごくいいことだと思います。
ちなみに、今までで一番多かったのは一軒のお宅で13種類の材種を使用したことがありました。
建てた後に数えてみたら13種類もあって、自分でも驚きました。笑
多ければいいと言う訳でないですが、永く住む家だから適材適所で長持ちで愛着の沸く家がいいなと思うのです。
自然乾燥木材のサンプル
桜、板屋楓、樫、桂、杉、さわら、栗、桧、楢、赤松、神代欅、欅、ネズコ、ホオノキ、龍眼、タガヤサン、ヤニマツ、柳、タモ、エゴノキ、黒柿、モミ、クワ、青森ヒバ、桐、楓、槐