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2020/04/22

垂木がない屋根の野地板は気を付けよう

昨年に続き、屋根の修繕工事をしております。

今回も、野地板をささえる垂木がない状態で、母屋にそのまま野地板(木毛版)を張ってありました。

今回は母屋ピッチが600mm程度で少し狭いですが、それでも母屋と母屋の間で野地板が下がって波打ってる状況でした。

木毛版も接着材が切れてバラバラなっており、歩くのも危ない状態です。

今回は瓦を解体して、垂木の代わりに小割を設置し合板の野地板を施工した上にガルバリウム鋼板で仕上げる予定です。

前回とハウスメーカーは違いますが、この年代の建物は垂木を設置せずに母屋に直接合板を張っている仕様が多かったのかなと思います。

しかし、前回同様垂木がない状態で母屋ピッチ600mm~1000mmに合板だけで施工するというのは、長い目で見れば構造的にはきついのかなと思います。

屋根ってなかなか見る機会が少ないと思いますが、時間が経つと取り返しのつかないということにもなりかねませんので、時々チェックしてみるといいと思います。

野地板がダメになって下がっている状態

こうなると雨が隙間から入って悪循環になります。

瓦を解体した状態

野地板が下がっているのがわかるかと思います。

木毛版の接着剤が経年劣化でダメになりボロボロとなった状態です。

上に上がると最悪踏み抜いてしまう感じです。

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