東建設株式会社の会社概要です。

この度はホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。取締役社長の片山です。

私は幼い頃より作業場の丸太や木材に囲まれ、職人の背中を見て育ちました。木端で遊び、木を五感で感じ、無意識のうちに木の魅力に引き込まれていたのだと思います。成長するにつれて物づくりの楽しさを知り、いつしか自然と木造に関わる仕事がしたいと思うようになりました。

その後、地元宮城の東北工業大学建築学科を卒業、構造設計事務所に１年間勤務、｢木造」への想いを胸に京都府立福知山高等技術専門学校で大工の基礎を学びました。

在学中に2級建築士を取得、東建設株式会社に入社後29歳の時に一級建築士を取得しました。常に建築士として、本物の木の特質や木造を皆様に伝えられるよう心がけて設計をしております。

具体的には適材適所で材料を振り分けるために、弊社では30種類程度の木材を自然乾燥させており、1棟平均で5～6種類の木材を使用しています。 また創業当時より弟子の育成にも力を注ぎ、大工の技術の向上や継承にも取り組んでいます。

20～30年後の生活環境の変化にも対応できるように、構造材を一般的なものよりも大きくすることで耐震性を高め、永い間快適に住んで頂ける家づくりを続けております。

大工の技術を大事にしながら、木の魅力を感じられる、そして変化を恐れず本当に必要なものを提供できるよう、これからも「木造」に邁進していきます。

2018年9月
取締役社長　片山大作