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2022/01/25

可変透湿気密シートを使用する意味

仙台市の工務店 東建設 のブログです。

現在建設中の平屋のお家です。

今回は室内の気密シートを可変透湿気密シートで行いました。

予算との兼ね合いもありますがおススメです。

では何故これがおすすめなのかと言うと。

一般的に使われている気密シートは当たり前ですが冬型の内部結露を防ぐために使用されます。

これは冬の環境で室内の湿度が高い場合には有効ですが、夏の環境では外のほうが湿度が高くなり、逆効果となります。

外側の防水透湿シートを通過した湿気が室内の気密シートで遮られ、壁体内で結露を起こす場合があります。

夏型結露です。

必ず結露するということではありません。

条件が整うとなるということです。

その点、この可変透湿気密シートは冬は室内から外へ移動する湿気を遮り、夏になると外から移動してきた湿気を通すという、環境に応じてその性質を変化させるシートになります。

これにより、冬、夏 それぞれの結露に対応することが出来ます。

ちなみに室内の温熱環境は非常に難しい問題です。

何故ならこのように気温と湿度を一年を通してある程度同じにするということは、外部の環境によりまったく逆のことを想定しなければいけないからです。

また、それに応えるようにメーカーも新しい研究開発をしてますが、費用対効果もありますしどれが本当に必要なものかを見極めるのも設計士、工務店の役割かなと思います。

永く健康的に住まえる無垢の木の家づくりを常に模索してますので、どうぞご相談ください。

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